ホステスの源泉徴収

2010年3月12日

パブクラブのホステスの報酬にかかる源泉税額を計算するうえで、支払金額から控除する金額の計算期間の日数が争点となっていた訴訟で、最高裁は東京高裁の判決を破棄し、差し戻しを命ずる判決を行いました。

この事例では、ホステスの業務に関する報酬の額が一定の期間ごとに計算されて支払われている場合に、支払金額から控除する金額を、5,000円×出勤した日数とするのか、支払金額の計算期間の日数とするのかが争われていましたが、最高裁判所では、法律の文言が「期間」といっているんだから、期間であって、出勤「日数」とは違うでしょといった判決でした。

確かに、期間って言葉は、連続姓を持った概念ですから、文章をそのまま読んだらそうなるよねって感じですね。

こんな言葉の解釈に現場は踊らされていたんですからたまりませんね。(現実的には、最高裁判決どおりにしていた会社がほどんどだったでしょうから、ほっと胸をなでおろしているでしょう。)

ただ、この特殊な源泉徴収の仕方は、ホステスさんが「売掛金」を持つなど一昔前の就業形態を前提として制定されているもので、現在のような勤務形態であれば、給与所得(あるいはアルバイト代)とするのが個人的には妥当だと思いますが。

確定申告の留意点 ⑨出産手当金等

2010年2月26日

医療費控除の計算において、出産育児一時金、高額療養費などの健康保険等により補てんされる金額がある場合には医療費の額から控除する必要がありますが、申告段階で支払った医療費に対する補てんがあると思われる未収のものがある場合には、その分も見積りにより控除する必要があります。

ただし、出産手当金や傷病手当金は、補てん金に該当しませんので控除する必要はありません。

くれぐれも混同しないようにご注意を !!

確定申告の留意点⑧ 社会保険料

2010年2月25日

社会保険料の控除額は、支払うべき社会保険料の額ではなく、実際に支払った社会保険料の額を控除することとなっています。よって過去の未払分を支払った場合には、その支払った年分の所得から控除することとなります。

ただし、前納した社会保険料は、その前納期間が1年以内のものを除いて、その年に対応する部分のみが社会保険料控除額となります。

また、医師年金、歯科医師年金は社会保険料控除の対象にならないのでご注意ください。

確定申告の留意点 ⑦事業専従者

2010年2月24日

青色申告者の配偶者(又は親族)で青色事業専従者に該当する人は、控除対象配偶者(又は扶養親族)には該当しませんが、その青色専従者が給料の支払を受けていなければ控除対象配偶者(又は扶養親族)になることができます。

確定申告の留意点 ⑥がん宣告による保険金

2010年2月13日

がんと宣告されたことを保険事故として支給される保険金は、医療費の補てんを目的とする保険金にはあたりませんので、医療費控除の適用の際に、医療費の額から差し引く必要はありません。